モーターヘッドバンガーズの日記

英ロックバンドmotörheadに関する最新情報やレビューを掲載。メタルのライフスタイルを読むブログ。

【motorheadライブ動画】1980年ノッティンガム公演



 モーターヘッドのライブ映像の中でも、特に傑作として知られているのが「Rockstage」だ。
 これは1981年4月にTV放送されたもので、前年8月20日に英ノッティンガムのシアターロイヤルで行われたライブ(「Bomber」ツアー)の模様を収録。全10曲35分。

 オープニング、戦闘機のエンジン音が鳴り響く中、ボマー型照明装置が上昇を開始する。ボマーのライトがステージ上空を彩り、フィル・テイラーのツーバス連打で「Overkill」がスタート。バンドの演奏はいきなりトップスピードで、会場は一気にその世界観に引きずり込まれる。「Too Late Too Late」、「Shoot You In The Back」が披露された後、エディ・クラークがメインボーカルを取るブルージーな「Step Down」へ。

 レミー(vo&b)、ファスト・エディ・クラーク(g)、フィル・テイラー(ds)という「黄金のトリオ」とも称されるラインナップによる、アグレッシヴなバンドアンサンブルで、ハードロックとパンクを融合したようなサウンドだ。それは彼らが作り上げた独自のスタイル「モーターヘッド・サウンド」である。
 レミーはエネルギッシュなステージングで、ステップを踏みながら縦横無尽に動き回り、身振り手振りを交えてオーディエンスを煽る。ちなみにレミーとエディはカールコードを使用している。

 シャッフルのリズムが特徴的な「Jailbait」、その間奏ではフィルのツーバスが光る。「Leavin Here」は、レミーのベース、エディのギター、フィルのドラムがうまい具合に混じり合い、それぞれの見せ場を盛り込んでいる。シンプルな3ピースながらストレートなバンドサウンドで、ロックの初期衝動を強く感じさせる。

 ミドルテンポの「Metropolis」、ハイテンションにアレンジしたカバー曲「Train Kept A Rollin」、そして、「Bomber」では再びボマー照明装置がステージに降下する。サウンドのみならず、視覚面でもオーディエンスを魅了した。客席には、パンクスとメタルキッズが入り交じり、短い髪を一心不乱にヘッドバンギングさせる姿が見られ、1980年という熱狂的な時代を感じさせる。

 ライブはラストスパートへ。レミーがホークウィンド在籍時に書いた楽曲で、バンド名の由来でもある「Motörhead」はサイケデリック、ロック、ガレージ、パンク、メタルといったさまざまなサウンドをクロスオーバーさせ、破壊的に突き進む。エディのワウペダルの効いたギターソロもスパイスに。

 エンディングでは、ステージに降りたボマー照明装置にレミーが乗り込み、ベースマシンガンを撃ち、モーターヘッドのフルアタックは終演を迎えた。全英チャートを駆け上がっている真っただ中にある彼らの勢いが感じられるライブ映像だ。

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