モーターヘッドバンガーズの日記

英ロックバンドmotörheadに関する最新情報やレビューを掲載。メタルのライフスタイルを読むブログ。

モーターヘッドとドロップDチューニング

メタルサウンドには流行がある。
90年代初め、グランジ/オルタナティブの台頭、あるいはパンテラの成功によって、モダンヘヴィネス系のバンドが急増し、多くのバンドがダウンチューニングを取り入れた。しかし、それによって、誰もが同じようなサウンドとなってしまった。

モーターヘッドも『バスターズ』(1993)以降、ドロップDチューニングの曲をたびたびプレイした。同アルバム収録の「ライアー」ではうねるようなヘヴィリフを聴くことができる。
翌年リリースされた『サクリファイス』収録の「ドッグフェイスボーイ」はドロップDチューニングだが、ヘヴィさやダークさではなく、ドライブ感が強調されており、彼ららしいサウンドとなっている。ただし、同アルバムでは他にもいくつかの曲でドロップDチューニングが用いられており、重苦しいアンダーグラウンドなサウンドに仕上げられている。
その後も「シヴィル・ウォー」や「ゼム・ノット・ミー」(『オーヴァーナイト・センセーション』1996)でもドロップDチューニングが用いられたが、それらもヘヴィさではなく疾走感が強調されている。

ドロップDチューニングとは、弦(ギターの6弦、ベースの4弦)のチューニングを1音下げて、ヘヴィさを出す方法だが、レミーはチューニングを変えずに、2弦(4弦を1音下げた時と同じDになるが、音は軽い)を使ってリフを弾いた。つまり、ヘヴィさを強調するつもりは毛頭ないのである。他方、フィル・キャンベルはギターを交換し、ステージでもDチューニングに対応した。

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