モーターヘッドバンガーズの日記

英ロックバンドmotörheadに関する最新情報やレビューを掲載。メタルのライフスタイルを読むブログ。

英シルバーブランドのクレイジーピッグが25周年



 イギリスのシルバージュエリーブランドの「クレイジー・ピッグ・デザインズ」(Crazy Pig Designs)が4日、オープン25周年を迎えた。同日の午後、ロンドンにある店舗では記念パーティーが行われ、関係者が祝福した。また25周年記念のアイテムもリリースされたという。

 オーナーでデザイナーのアーマンド・セラは、ロンドンのジュエリーショップ「ザ・グレート・フロッグ」で1982年から10年間デザイナーを務め、彼が制作したデザインの数々は、同店を代表するアイテムとなり、ロックジュエリーというジャンルを確立させた。その後、独立し、1992年3月に妻のジャネットと自身のブランド「クレイジー・ピッグ・デザインズ」をロンドンでスタートした。

 クレイジーピッグはこの25年間、「テイスト」と「クオリティ」という2つのことを維持し続けてきた。
 彼らのアイテムには、スカルリングをはじめ、猛獣や爬虫類をモチーフにしたもの、宝石を使ったもの、女性向けのシンプルなどがラインナップされているが、その魅力は、なんと言ってもロックやメタルの世界観に通じるような邪悪なテイストである。その邪悪さは最新アイテムでも変わることなく表現されており、一貫したテイストでファンを魅了する。その根底にはアーマンド自身がギタリストでロックファンということがある。つまり、彼の「好きなものへの追求心」がクレイジーピッグを生み出しているのだ。

 頭蓋骨のリングやペンダントを中心に作り続けて、25年以上もブランドを運営してきたことは驚きだが、裏を返せば、イギリスにはそういうテイストを好むファンがいるということでもある。そして、それはメタルファッションと結び付いていることは言うまでもないだろう。

 さて、アーマンドのひたむきな姿勢はデザイン面だけではない。彼は作業の全工程を店の地下工房で行うことで、クオリティの維持に努めている。自分の目の届く範囲でアイテムを生産し、「ハンドメイド」であることを重要視する。どれだけ売れても店舗やブランドを拡大しようとはせず、自分の仕事に対するスタンスを変えようとはしない。すなわち、彼の「仕事への追求心」がクレイジーピッグを作り出しているのである。

 クレイジーピッグは、これまでに1000種類以上のアイテムをリリースしてきたが、そこには一貫したメッセージが込められており、アーマンドの変わらないスタンスが読み取れる。クレイジーピッグは今後もクレイジーピッグとしてあり続けるだろう。

【関連記事】
モーターヘッドのレミーがオーダーしたリング
ロックとギターを愛する優しきクラフトマン
CRAZY PIGのブレない姿勢

0 Comments

Leave a comment

You may also like

Category: クレイジーピッグ