モーターヘッドバンガーズの日記

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こち亀とモーターヘッド:両さんとレミー、40年間暴走し続けた永遠のヒーロー

長寿漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が17日発売の「週刊少年ジャンプ42号」(集英社)で最終回を迎えることが3日発表された。

こち亀とモーターヘッドの共通点
こち亀とモーターヘッド、両さんとレミー、どこか似たようなものがある。そう感じるのは私だけではないだろう。

どちらも男性にとって、ある種の理想的生き方で、こち亀が破天荒な警察官の両津勘吉が起こす騒動を描いたギャグ人情漫画であるのに対し、モーターヘッドは破天荒なミュージシャンのレミー・キルミスターによる人生物語だった。

泥臭いが誠実な男性が主人公ということも似ているが、最大の共通点は「長期作品」であることだ。
モーターヘッドは1975年に結成、こち亀は1976年に連載を開始し、どちらもほぼ同じ時期に始まり、休むことなく活動を続け、40周年を区切りに終わることとなる。

40年で「こち亀」単行本200巻、「モーターヘッド」スタジオアルバム22枚
ロングランゆえ、そこにいるのが当たり前の存在だった。
どちらも毎日話題に上がるような超人気作ではないが、いつでも戻れるような場所であり、ファンの期待を裏切らない、安心感があった。
安心感というのは、視聴率や支持率といった数字などで確認しにくいものなので、その人がいなくなって、初めてその偉大さを思い知らされるのである。

また、ロングランと言っても、たまに作品を発表するような隠居作家ではなかったことも大きな特徴だ。
こち亀は毎週連載、モーターヘッドはアルバム制作とツアーを繰り返し、どちらもハードな活動を続けた。定期的に作品を発表することで、その際立った存在感と意欲的な姿勢を見せ続け、シーンをけん引した。
彼らは「40年間暴走し続けた永遠のロックンロール」であるのに対し、両さんは「40年間暴走し続けた永遠のジャンプヒーロー」である。どちらも業界のシンボル的な存在だったので、それらが終わりを迎えることで、当たり前が永遠に続くわけではないことを感じる。

最後に、レミーが亡くなった時にバンドが発表した言葉を引用し、こち亀ファンに捧げたい。
「こち亀の終了を悲しむのではなく、両さんの人生を祝い、秋本先生の漫画家生活を称賛しよう」
両さん、40年間の暴走をありがとう。

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2 Comments

Shu  

Re: タイトルなし

■ヘタリカさん
こんばんわ。こち亀のサイトに、警察から怒られた時のエピソードが描かれていて、当時の編集長が「今まで通りでいい、少年誌だから自由にやりなさい」という言葉に感動したとあります。
そう、両さんもレミーもイメージが変わっていったんですよね。レミーはダサいオッサンだったのに、ここ数年はレジェンドでしたから。

2016/09/06 (Tue) 01:18 | EDIT | REPLY |   

ヘタリカ  

連載当初から読んでいます。
昔、実写映画化されたときに、警視庁から「イメージが悪くなる」と苦情が来ました。
その後、防犯ネタなどの連載で両津のイメージが良くなり、今や警察のイメージキャラとしても活躍しています。
当たり前ですが決して悪い事をしない正義の警察官像がそこにありました。
レミーもダさいオッサンからちょい悪オヤジになり、カッコいいおじいちゃんとして亡くなりました。
ポール・インダーはお孫さんをレミーに会わせられたんでしょうか?

2016/09/05 (Mon) 19:47 | EDIT | REPLY |   

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