モーターヘッドバンガーズの日記

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『コロコロアニキ』:懐かしいだけじゃない、現在進行形のコロコロ魂を読む

 大人向けのコロコロ『コロコロアニキ』が面白い。

 『コロコロアニキ』とは、かつてのコロコロ読者へ向けたマンガ&ホビー誌。あの頃読んでいたマンガの続編をはじめ、それらの作者が当時を振り返るインタビュー、ゲームやミニ四駆の最新情報を掲載。ノスタルジックに昔を美化するだけではなく、現在進行形のコロコロを読むことができる。

第5号
 3月に発売された前号は、清原逮捕の影響で「かっとばせ!キヨハラくん」を休載した、かわいじゅんじ氏の漫画「いつかのホームラン」がネットで話題となったが、それだけでなく、80年代のコロコロ編集部を描いた「コロコロ創刊伝説」や「高橋名人5大特集」では当時の裏話が明かされ、興味深い内容だった。マンガだけでなく読み物が面白いのも特徴だ。

第6号
 さて、今号は何と言っても「おぼっちゃまくん」の復活が目玉。22年ぶりの新作だが、その作風はまったく変わっておらず、ブランクを感じさせないギャグのオンパレード。しかし、これは単なるギャグマンガではない。茶魔の行動には「金銭よりも大切なものがある」というメッセージが込められている。大人になって読むとそのことがよりよく分かる。

 他にも、「ファミコンロッキー」の作者あさいもとゆき氏のインタビューは興味深かった。現在、彼は茨城に住んでいるそうだが、そのマンガ魂は腐ることなく、活動を続けているという。それを描く、のむらしんぼ氏も同じだ。また、渋谷直角氏の「コロコロ時代」はモノ作りに携わる人なら共感できるに違いない。

今もコロコロし続ける漫画家たち
 『コロコロアニキ』が創刊された背景のひとつには、当時の漫画家たちが今も現役で漫画を描き続けていたことが考えられる。彼らは離婚や借金、デジタル化や出版不況といったさまざまな苦難を乗り越え、漫画家として生き残ってきた。
 また、ミニ四駆ブームを牽引した「ダッシュ!四駆郎」は、原作者の故徳田ザウルス氏のアティチュードを引き継いだ武井宏之氏によって、「ハイパーダッシュ!四駆郎」として復活。彼は中学時代にダッシュ3号の原案を採用されていたというのだから、不思議な巡り合わせとしか言いようがない。

 『コロコロアニキ』にはそんな彼らのエナジーが込められている。マンガはもちろん、ホビー記事の文章や写真、印刷されたページからはコロコロ魂が感じられる。





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