モーターヘッドバンガーズの日記

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Pride & Glory:これぞアメリカンハードロック

ザック・ワイルドが、91年にオジー・オズボーンのバンドを脱退後、旧知の友人を誘って結成したバンドが「プライド&グローリー」だった。

PRIDE & GLORY ザック・ワイルド

ヘヴィサザンロックバンド
メンバーは、ザックに加えて、ベースのジェイムズ・ロメンゾ(元ホワイト・ライオン)、ドラムのブライアン・ティッシーというスリーピースバンド。
レイナード・スキナードやZZ TOPのような70年代ハードロック/サザンロックといった感じの音楽性で、当時のザックの衣装がテンガロンハット/ベルボトム/南軍旗がペイントされたギター/というスタイルだったことからも方向性がうかがい知れる。

ザック・ワイルド、Player

アルバム『プライド&グローリー』
ギターヒーローであり、優れたソングライター
彼らが94年にリリースした1stアルバム『プライド&グローリー』。
ザックがギターヒーローでありながら、優れたソングライターでもあることが分かるアルバムだ。

1曲目のイントロはバンジョーから始まり、ファンを驚かせたが、ハードナンバーからスローナンバーまで多彩な構成で、オジー時代のアルバム『ノー・モア・ティアーズ』を彷彿とさせる。

ハードロックとカントリー風サウンドが同居したサザンテイストが強いアルバムだが、「ホース・コールド・ウォー」や「トーノン・ザ・ライン」のハードでドライブ感溢れるリフは文句なしに気持ちいい。

「シャイン・オン」のエンディングでは、ザックが怒涛のギターソロを披露していて、ギターキッズにとって聴きどころのひとつだ。
ライブでは、ジャムりながらギターソロが延々と繰り広げられ、彼らの魅力を存分に楽しめた。本作のレコーディング方法もメンバー全員一緒に演奏するというライブ一発録りだったという。




メタルギターヒーローとは違う側面
他方、このアルバムでは、それまでのザックとは違う一面が見られる。
現在ザックが率いる「Black Label Society」やオジー・オズボーン・バンドでは、ブラックサバスのような超重低音を特徴としているが、本作ではレギュラーチューニングのレスポールとマーシャルによるナチュラルディストーションが心地いい。

ギタープレイにおいても、カントリー系のギタリストが得意とするチキンピッキング、ブルージーなスライドギター、アコギを取り入れた楽曲が目立つ。
ギターだけでなく、ピアノ、マンドリン、ブルースハープもプレイしていて、メタルギタリストとは違う側面を聴くことができる。

また、ザックのボーカルは今と違い若々しく、ソウルフルな歌い方で、初挑戦とは思えない堂々とした仕上がりだ。

PRIDE & GLORY

日本人にはマネできないアメリカンハードロックギター
当時、このアルバムはよく聴いた。コピーもよくしたし、海外コンサートのブートビデオもよく見た。
「こういう曲がやりたい、こういうギターが弾きたい」と憧れていた。
しかし、今聴いてみると、こういうアメリカンなサウンドはアメリカに住んでいなければ出せないだろう。
広い大地と広い空、アメリカの雄大な景色と空気がサウンドに表れている。
京浜工業地帯出身の若者にはどうあがいても難しかったのだった・・・。

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Category: メタル