モーターヘッドバンガーズの日記

英ロックバンドmotörheadに関する最新情報やレビューを掲載。メタルのライフスタイルを読むブログ。

motörheadのロゴ:変化しない姿勢

モーターヘッドは、流行に左右されることなく、攻撃的サウンドを追求したバンドだ。
そんな彼らの姿勢はバンドロゴにも表れている。

モーターヘッド・ワッペン

バンドのロゴというものは、変化していないように見えて、微妙にアレンジされることが多い。書体にも流行があるので、それに合わせて、アレンジされる。アップデートやモデルチェンジと言った方が分かりやすいかもしれない。ブランドや人気映画シリーズのロゴも同じだ。

そんな中、モーターヘッドは、バンドロゴを70年代後半から2015年まで、アレンジすることなく、使い続けた。
他に、ロゴを変えていないバンドとして、アイアンメイデンやAC/DCが思い浮かぶが、そういうバンドはそれほど多くはない。

motörhead
モーターヘッドのロゴは、ゴシック体(日本のゴシック体とは異なる)、オールドイングリッシュという欧文書体をベースに描かれている。
すべて小文字で表記され、2番目のoにはドイツ語のウムラウトが付けられている。
いかめしく、角張った形で、ハードな雰囲気を醸し出している。アーチ型に描かれているのも特徴のひとつだ。

オールドイングリッシュ
オールドイングリッシュは、古典的書体のひとつで、活版印刷のころの文字を真似た特殊書体だ。
近年、このフォントは人気が高く、ロックバンドやファッションブランドのロゴに用いられることが多い。特にモーターヘッドのような黒と白の組合せは人気が高い。

メタルウムラウト
このロゴで特徴的なのは、2番目の「o」の上に付けられた「ウムラウト」だ。
今では、ウムラウトが用いられたバンドロゴをよく見かけるが、当時はブルーオイスターカルトのロゴぐらいだったという。
モーターヘッドが、ウムラウトを用いた理由は不明だが、ナチスドイツのアイテムコレクターであるレミーのアイディアだろう。
(Wikiによると、レミーが「悪そうな感じにするため (to look mean)」と語ったとある。)

このロゴをきっかけに、後続のメタルバンドがこのフォントやウムラウトをロゴに使い始め、広まった、と考えられる。それらは「メタルウムラウト」と呼ばれている。

モーターヘッド

サウンドもロゴも初志貫徹
このロゴが作成されたのは約40年前だが、今見ても少しも古さを感じない。
既存のフォントをアレンジしたものだが、ウムラウトも含め、オリジナリティーを感じるデザインだ。
彼らは、今では定番となったオールドイングリッシュやウムラウトをバンドロゴに用いた第一人者のひとりであり、サウンドだけでなく、ロゴにおいても「メタルらしさ」を構築した、と言えよう。

先述したように、時代に合わせて、ロゴをアレンジするバンドが多い中、モーターヘッドは同じロゴを40年使い続けた。
彼らがサウンドやイメージを変えなかったこと、すなわち、自分たちのスタイルを貫き通したことが、このロゴからも伝わってくる。
今後も彼らのサウンドとロゴは色褪せずにロックファンの心を打ち続けるであろう。

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