モーターヘッドバンガーズの日記

英ロックバンドmotörheadに関する最新情報やレビューを掲載。メタルのライフスタイルを読むブログ。

レミー、オレ流を貫く生き方

今年で結成40周年を迎えるモーターヘッド。
そのフロントマンであるレミー・キルミスターの幼少時代からツアー生活までが綴られた自伝『ホワイト・ライン・フィーヴァー』(ロフトブックス)。

レミー・キルミスター自伝 ホワイト・ライン・フィーヴァー

レミーの活動を振り返って―継続は力なり
自伝には、レミーとモーターヘッドが、ツアーとアルバム制作を続ける様子が綴られている。
2015年、バンドは結成40周年を迎えるが、変わらぬ活動を継続している。

このようなレミーの生き方は、“継続は力なり”を体現していると言えるだろう。
自伝に書かれているように、レミーは、ホークウィンドを解雇された後、モーターヘッドを結成した。当初、音楽評論家からは「世界最低のバンド」と批判されることもあったが、それでも活動を止めることはなかった。その後も浮き沈みを繰り返してきたが、めけずに自らの音楽をプレイし続けてきた。

オレ流を貫く
加えて、レミーは、売れるためなら何でもするのではなく、“自分の音楽をプレイすること”を最重要視している。
そのためには、レーベルからドロップすることをも辞さないし、お金や肩書のためにレーベルにしがみ付いていようなんて気はさらさらない。この点についても、自伝のなかで語られている。
彼は、自分が理想とする生き方を求め、それを体現しているのだ。それが、レミーのいう“勝利”(Live to Win)であろう。

極悪レミー

スタイル維持とマンネリ化のなかで
その一方で、自伝のなかでレミーが述べているように、「モーターヘッドは化石化している」という声も多いようだ。
しかし、決してそんなことはない。
モーターヘッドは、ただ単に「いつも同じもの」を作っているのではなく、スタイルという制約の中で知恵を絞り、毎回違うものを見せている。例えば、アルバム『1916』ではバラードに挑戦し、アルバム『バスターズ』では90年代のメタルサウンドを取り入れた。アルバム『インフェルノ』におけるツアーでは、アコースティック調の「ホアハウス・ブルーズ」を演奏する際、アコースティック・ギターとハーモニカによるアンプラグド的なステージを披露した。

モーターヘッドの結成から40年が経つが、その音楽とライフスタイルは、一貫した姿勢を示し続けている。
しかし、彼らは、ワンパターンや時代遅れではなく、自分たちのスタイルを維持しながら、新しい感覚を取り入れ、進化している。

レミーは、“継続は力なり”の精神で、挑戦し、
オレ流の表現と生き方を貫き続けることで、唯一無二の存在へと進化し、スタイルを築き上げた。
その揺るぎない信念が、彼を成功へと導いたのだ。


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(2015/04/08)
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