モーターヘッドバンガーズの日記

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ブラック・サバス、デビュー45周年:鋼鉄精神、逆境を生き抜く力

ヘヴィメタルのパイオニアとして知られるブラック・サバス(Black Sabbath)が、きょう2月13日の金曜日、デビュー45周年を迎えた。

ブラック・サバス 黒い安息日

ブラック・サバスは、1968年にバーミンガムで結成され、70年にアルバム『黒い安息日』でデビューした。
黒魔術やホラーをテーマとしたサウンドは、当時としては風変わりなものであった。
そのため、社会から多くの批判を受けた。
ブラック・サバスをはじめとするメタルは、反抗や逸脱、破壊や混乱、反キリストや黒魔術など、不敬で暴力的なイメージがある。
しかし、ブラック・サバスの音楽には、彼らの生き方が表れている。

逆境の真っただ中に
ギタリストのトニー・アイオミは、工場で指を切断する事故に遭ったが、それでもギターを止めなかった。
指への負担を減らすために、弦をゆるめ、半音下げにした。その結果、独特のヘヴィなサウンドが生まれた。
好きなことに対する誠実さ、それを貫き通す意志の強さ、そして、逆境を生き抜くタフな精神力。
ここに彼らの核となる信念がある。

トニー・アイオミ

好きなことに対するひたむきさ
ブラック・サバスは、労働者階級の出身だが、階級社会に支配されることを嫌い、それを跳ね返す力を持っていた。
だから、社会から批判を受けても、自分たちのスタイルを変えようとはしなかった。
社会に立ち向かう彼らが発するサウンドとメッセージは、同じような立場にいる若者に共感を与えた。

彼らは、それまでにない生き方や音楽を示そうとしたので、社会や多くの人々には、反抗や逸脱と映ったのだろう。
しかし、それは彼らの音楽に対する誠実さだ。
そのように考えると、メタルとは、社会や時代と向き合う方法のひとつとも言える。

この意味において、ブラック・サバスが、単なる反抗や黒魔術的音楽ではないことが分かるだろう。
ブラック・サバスからは、「好きなことに対するひたむきな努力」と「逆境に立ち向かう勇気」、この両方を感じることができる。
鋼鉄サウンドと鋼鉄精神、これがブラック・サバスの魅力だ。

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Category: メタル