モーターヘッドバンガーズの日記

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レミー、ヘロインの合法化を求める:2005年、ウェールズ議会でのスピーチ

ロフトブックスより好評発売中のレミー・キルミスター自伝『ホワイト・ライン・フィーヴァー』。
その巻末「2002年以降のレミー」のなかで、ウェールズ議会でのスピーチについて触れたが、これについて、補足しておきたい。

レミー自伝

なぜヘロインの合法化なのか
2005年11月3日、モーターヘッドのレミーは、英保守党のウィリアム・グレアム議員に招かれ、
「反ドラッグ」の席で自身の意見を述べるために、英ウェールズの首都カーディフにあるウェールズ国民議会議事堂を訪れた。

その「反ドラッグ」の席上、レミーはヘロインの合法化を求めた。
というのも、現在の対策はうまくいっていないのだから、アンダーグラウンドな状態のままにしておくのではなく、
いっそのことヘロインを合法化することで、税金をかけたり、規制したり、
あるいは常用者を売人から遠ざけたりすることができるので、ヘロインに歯止めがかけられるだろう、というのが彼の考えだ。

大抵、ドラッグ使用の若者は非暴力的人間である
また、レミーは、ドラッグ絡みの犯罪者、特に若者の犯罪者を刑務所に入れることについても提起した。
そのような若者は、快楽のためにドラッグをやっているだけで、非暴力的人間であることが多いが、
刑務所に入れることで、彼らを社会の隅にいっそう追いやってしまう恐れがあるという。

レミーは、「今や、ストリートには、かつてないほどのヘロインが出回っている」と述べ、
そのような状況が、若者をヘロインに近付けていると非難した。
若者をヘロインから守るためには、ヘロインを合法化し、厳重に管理すべきだ、というのが彼の主張だ。

ヘロインは人を死に至らしめる
レミーの「ヘロインの合法化」という主張は、誤解を招く恐れがあるが、
彼は、恋人や多くの友人をヘロインで失っているので、ヘロインを嫌悪している。
危険な薬物だからこそ、公的管理下に置く必要があるということだろう。

レミーのスピーチ全文は、自伝『ホワイト・ライン・フィーヴァー』を参照。

【関連記事】
・Rock star's legalise heroin call (BBC)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/wales/4404324.stm
・Social policy as outlined by Motörhead (the Guardian)
http://www.theguardian.com/society/2005/nov/04/drugsandalcohol.drugs

・ウィリアム・グレアム議員のサイト
http://www.williamgrahamam.com/news/lemmy-motorhead-speaking-national-assembly-wales
https://www.flickr.com/photos/45686747@N08/sets/72157633783391865/

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