モーターヘッドバンガーズの日記

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アニメじゃない:1986年の子供と新人類

アニメ『機動戦士ガンダムZZ』(1986年)のオープニング曲「アニメじゃない」は、興味深い1曲だ。

アニメのテーマソングでありながら、「アニメじゃない」という不思議なタイトルだが、これは何を意味しているのだろうか。

この歌詞やタイトルは『ZZ』に登場するシャングリラの少年少女たちの主張であると同時に、視聴者である子供や若者の心境を歌っている、と考えられる。

僕たちの世界は、大人から見れば、アニメのような空想的世界に見えるかもしれないが、「アニメじゃない、現実なんだ」とアピールする。
「常識というメガネで、僕たちの世界はのぞけやしないのさ」というフレーズは、自分たちに理解を示そうとしない大人「夢を忘れた古い地球人」へのメッセージだ。

このアニメが放送されたころ、1985年から86年ごろ、ファミコンが大流行し、子供たちはテレビ画面の中で冒険をするようになった。
子供と大人の世界は隔たり、子供は大人から「テレビの見すぎ」とたびたび言われた。
また、当時「新人類」と呼ばれた若者が台頭し、新しい価値観を示した。
しかし、彼らに理解を示す大人はそう多くもなかった。

このような子供や若者の感覚は「アニメじゃない」の歌詞に重なる。
「アニメじゃない、素敵な世界」というフレーズは、まさに新しい時代の到来を告げるものだった。

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