モーターヘッドバンガーズの日記

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Motörhead - Just 'Cos You've Got The Power:権力があるというだけで正しいというわけではない

モーターヘッドの「ジャスト・コズ・ユー・ゴット・ザ・パワー」(1987)。

彼らの楽曲の中では珍しいミドルテンポのナンバーだが、
欧米のコンサート会場では盛り上がる曲のひとつである。
その理由は、この歌詞に書かれているレミー的反抗心にリスナーが共感しているからではないだろうか。

この曲で歌われている内容は、権力者に対する批判、と解釈することができる。

  おまえら金儲けの天才は、何でもできるだろう。
  国の半分を買い占めることもできるだろうし、
  俺を刑務所に入れることもできる。
  しかし、おまえらは負けるだろう。
  権力があるというだけで、正しいというわけではないんだ。



このように、歌詞には権力者に対する批判が表れており、
権力・イコール・正義というわけではない、俺たちだって誠実に生きているんだ、というスタンスが読み取れる。
(この曲が、シングル「Eat the Rich」のカップリング曲だったことも興味深い点だ。)

その一方で、具体的な批判を述べていないことは、政治色の濃いパンクと異なる点であろう。

リスナーは、この歌詞と自分の境遇を照らし合わせ、
職場の上司や学校の教師、または国や政府といった権力者を浮かべ、
自分の誠実さ、社会への怒りや憤りを再認識するのだろう。
そうした視点から考えると、コンサート会場でも盛り上がるのが納得できるだろう。

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