モーターヘッドバンガーズの日記

英ロックバンドmotörheadに関する最新情報やレビューを掲載。メタルのライフスタイルを読むブログ。

アメリカ人から見た日本のロック

昨年、アンドリューW.K.が、日本のロックをカヴァーしたアルバムをリリースした。
『YOUNG GUITAR』(2009年2月号)のインタビューで、日本のロックについて興味深いことを語っていた。

<今までこんなに奇妙な音楽は聴いたことがないという感じ。歌詞、サウンド、アティチュード、センスなどが西洋の音楽とは大きく異なっていた。たとえ、西洋のスタイルやサウンドを採り入れても、アメリカの音じゃないっていうのは、すぐに分かるよ。>

我々日本人は欧米のロック・バンドと同じことをやっているつもりだった(それぞれに独自性はあるだろうが、サウンド面では、欧米のスタイルを倣っていると言える)。
だが、アメリカ人から見ると違うのだという。

おそらく、日本のバンド特有のメロディや雰囲気があるのだろう。
また、サウンドや歌詞からも、文化的社会背景の差異を感じたのであろう。
このように、日本人によるロックやメタルは、欧米に似て非なるものなのである。

だが、アンドリューW.K.は、次のようにも述べている。

<音楽が俺たちに与えてくれる感情は、あらゆる要素を遥かに飛び越えたところから来ている。英語や日本語で歌っていても、いや、いっそ言葉なんかなくても、ロック、メタル、ポップ、ラップ、クラシック、全ての音楽は音楽であって、それに良いも悪いもないんだ。>

さらに、日本のバンドにとって、もっとも大きな問題である英語についても

<変な英語で歌おうとも、そういったことは決して気に留めないで欲しいんだ。音楽がもたらすはずの喜びが失われてしまうから>

と語っている。
確かに、日本人が英語詞で歌う場合、英語力が問題となるだろうが、アンドリューW.K.が言うように、音楽は音楽であり、曲であり、歌であって、文章や英会話ではないのだ。

また、楽曲ではボーカルだけでなく、ギター、ベース、ドラムのサウンド、リフやソロなども大きな要素となっていることも忘れてはならない。
なぜなら、ロックやヘヴィメタルの場合、サウンドに重点が置かれており、リスナーは国籍を問わず、そのサウンドに耳を傾けているのだから。

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Category: メタル