モーターヘッドバンガーズの日記

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切り裂きジャックとヘヴィメタル

今から122年前の1888年8月、ロンドンで売春婦5人連続殺人事件が発生した。俗に言う<切り裂きジャック>(ジャック・ザ・リッパー)だ。

その最初の事件は、同年8月31日に発生し、切り裂きジャックは殺人を繰り返し、捕まることなく、闇に消えた。
その後、イギリスでは、この切り裂きジャックをテーマにした映画や小説が登場し、土産品なども多く、今では伝統的なキャラクターとなっている。

ヘヴィメタルにも、切り裂きジャックを扱った楽曲がいくつかあり、中でも、JUDAS PRIESTの「The Ripper」(アルバム『運命の翼』収録)は傑作だ。
切り裂きジャックのイメージを見事に再現しており、おどろおどろしく、夜霧のロンドンで切り裂きジャックが襲ってきそうな雰囲気だ。
冒頭のギターによるメロディとロブの悲鳴は、狂気そのものであり、ヘヴィメタルの典型的なサウンドでもある。

また、現場がイースト・エンドだったことも興味深い。
なぜなら、イースト・エンドは、IRON MAIDENの出身地であり、彼らのアルバム『キラーズ』やシングル「聖地へ」のジャケットには、夜のイーストエンドで、女性(当時の首相サッチャー)を殺害している場面が描かれており、切り裂きジャックのイメージと重なる。

アイアン・メイデン 『キラーズ』

切り裂きジャックというキャラクターが、ヘヴィメタルの世界でも好まれたのは、ヘヴィメタルのテーマである<狂気>、<おどろおどろしさ>、<闇>などが、切り裂きジャックのイメージと一致するからだろう。

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Category: メタル