モーターヘッドバンガーズの日記

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医学と芸術展(森美術館):さまざまな生と死

「医学と芸術展」、固いタイトルだが、なかなか興味深い内容だった。

医学と芸術展 / 森美術館

展示内容は、レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた髑髏「頭蓋骨の習作」をはじめ、医学・医療に関連した中世の美術作品や医学資料、医療器具、現代アートなど、ユニークで妖しい魅力溢れる展示だった。
サブタイトルが、「生命(いのち)と愛の未来を探る」と言うだけあって、生と死がテーマになっている。

展示作品の中でも、円山応挙の「波上白骨座禅図」はよかった。
波の上に坐禅している髑髏(白骨)の姿が描かれており、波は煩悩を表し、髑髏は無や死を表しているのだろう。
死ぬまで修行に励み、死んだ時に初めて悟れるという意味だろうか。河鍋暁斎の「髑髏図」もあった。

髑髏と言えば、ダーウィン旧蔵の杖(鯨の骨、象牙製)の取っ手部分にも髑髏の彫刻が施されていて、これがまたかっこいい。

ユニークだったのは、老いたスーパーマンや超人ハルクなどのアメリカン・ヒーローたちが、老人ホームにいる姿をろう人形で表現した作品(ジル・バルビエ作「老人ホーム」)。
誰もが年を取り、老化には勝てない。

義足や義手、義眼も展示されていて、男性用のマスターベーション禁止具もあった。
象牙製の人体解剖模型も細かい作りで印象的だった。

この他にも髑髏(医学的には“頭蓋骨”と言うべきかな)が描かれている作品が多く、髑髏ファンの方にぜひともおすすめの展覧会。

東京・六本木にある森美術館で開催中。53階にあるので、展望台からの眺めもいい。
http://www.mori.art.museum/jp/index.html

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